〜本記事のおすすめ読者〜
- フットサルをこれから始めようとしている方
- フットサルをやっているけどいまいちルールとか用語がわからない方
勉強でも仕事でもなんでもそうですが、
「これちょっとよくわかんないなー」って思うこと、ありませんか?
例えば化学の授業を聞いていても、さっぱりだったり。
契約書の内容を確認しても、さっぱりだったり。
英字新聞を読んでも、まるっきりさっぱりだったり。
…これらに共通する要員として、
「語彙」ベースで知識がないという点が挙げられます。
英語もまず単語の意味がわからないと長文読解なんてできないですよね。
仕事も同じく、その業界で使われている専門用語から理解しないと
会話についていけなかったり、
お客さんからの信頼を得ることが難しくなってくるでしょう。
そして仕事だけではなく、趣味としてのスポーツにおいても同じくです。
ほんとの最初はまずルールブックとか本を読んでからやるよりも
まずはやってみて、徐々に要領を掴む方がいいですが、
慣れて来たらある程度体系的なルールとか戦術を知った方が、何倍も楽しくなります。
あとフットサルだともともとサッカーを経験した人も多くプレーしますが、
実は誤解しているところや曖昧になっているルールとかもあるのでは、と思います。
今回は初めての人向けの基礎編ということで、
フットサルにまつわる「用語」について紹介したいと思います!
①ルール系
フットサルのかんたんなルール自体はこちらの記事にも取り上げましたが、
各用語についてピックアップして解説していきたいと思います。
キックイン
→ボールがコートの外に出た場合、スローインでなく
ボールを置いてリスタートします。
ただしゴレイロからのリスタートとなる場合、キックインでなく
ゴレイロからのスローインで再開します。
・プレーヤー→キックインで再開
・ゴレイロ→スローインで再開
で覚えておけばいいでしょう。
ゴールクリアランス
→「ゴレイロからのスローインで再開」、のことを指します。
バックパス
→フィールドプレイヤーからゴレイロにパスをすることを指します。
ゴレイロは唯一手が使えるポジションですが、味方からのパスは手で触ることができません。
また足に関してもゴレイロからスタートしたボールを
「相手プレーヤーが触る前に」またゴレイロに戻すことはできません。
NGになる例
OKになる例
バックパスはややこしいので、覚えておいた方がいいと思います。
4秒ルール
・キックイン
・コーナーキック
・フリーキック
・ゴレイロが自陣でボールをコントロールできる時間
これらを4秒以内に行わないとファールになるというルールです。
特によく間違えがちなのが、キックイン時の4秒ルールです。
私も実は間違っていたのですが、「ボールを置いてから4秒以内」でなく
「蹴る準備ができてから4秒以内」なんです。(競技規則にも明記されています)
気をつけましょう。
5mルール
→キックインやコーナーキック、フリーキックの際、
相手プレーヤーは5メートル以上離れなけばならないというルールです。
ハンド
→大前提ですが、ゴレイロ除くプレーヤーは手でボールを扱えません!
フリーキック
→ファールをしてしまった際、相手側のボールキックからリスタートとなります。
フリーキックには直接ゴールに入った時に得点になる「直接フリーキック」と
直接ゴールに入っても得点にならない「間接フリーキック」の2種類があります。
直接フリーキックになる反則
- 相手を蹴る行為(キッキング)
- 相手をつまずかせる行為(トリッピング)
- 相手に飛びかかる行為(ジャンピングアット)
- 相手をチャージする行為(チャージング)
- 相手を打つ、叩く行為(ヒッティング)
- 相手を手や腰で押す行為(プッシング)
- 相手にタックルする行為(タックル)
- 相手を手や体で抑える行為(ホールディング)
- ボールを手や腕で意図的に扱う行為(ハンド)
※以前まではフットサルではスライディングは一切禁止でしたが、
最近ではサッカーと同じ扱いになりました。
間接フリーキックになる反則
- ゴレイロが、ピッチの自分自身のハーフ内で、4秒を超えてボールを手や腕、又は足でコントロールする
- ゴレイロが、ボールを離した後、相手プレーヤーがプレー、又はボールに触れていないにも関わらず、ピッチの自分自身のハーフ内で、味方プレーヤーによって意図的にキックやヘディング等されたボールに再び触れる
- ゴレイロが、自分自身のペナルティーエリア内で、味方プレーヤーによって意図的にキックやヘディング等されたボールを直接手、又は腕で受ける
- ゴレイロが、自分自身のペナルティーエリア内で、味方プレーヤーがキックインしたボールを直接手、又は腕で受ける
- フィールドプレーヤーが、相手の目の前に足を高くあげる(ハイキック)など、危険な方法でプレーする
- フィールドプレーヤーが、相手競技者の進行を妨げる(オブストラクション)
- フィールドプレーヤーが、ゴールキーパーに対して、ボールを手、又は腕から放すのを妨げる
- フィールドプレーヤーが、相手プレーヤーに対して犯した場合は直接フリーキックで罰せられることになるような反則を、味方プレーヤーに対して犯す(実際あるのかな?)
ペナルティキック(PK)
→自陣のペナルティエリア内で相手の直接フリーキックになるような反則をしてしまうと、
相手にPKが与えられます。
絶好のゴールのチャンスとなってしまいます。
5ルールと第2PK
→フットサルではファールが5つたまると、6つ目以降のファールで
相手にPKを与えてしまうというルールがあります。(=5ルール)
むやみやたらにファールをさせないようにするためですね。
そしてPKの位置は通常と異なり、ゴールラインから10m離れたところからになります。
(通常はゴールラインから6m)
②ポジション系
ポジションについても前回の記事にて紹介しました。
ざっくりとですが、改めて整理してみましょう。
・ピヴォ
→一番前に位置し、ゴールを狙うポジションです。
・アラ
→サッカーでいうところのミッドフィルダー。攻めも守りも両方やります。
(ピヴォももちろん守備はしますが)
・フィクソ
→守りを担当するポジションです。
・ゴレイロ
→いわゆるキーパーです。唯一、ペナルティエリア内で手が使えます。
③戦術系
主に初心者が押さえておきたい、基本的な戦術について取り上げます。
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