(続き)
正直、最初はしょーもない理由でしたよ。
「巷の個サルに通うより安くフットサルをやりたい」でしたからね。笑
でもやってて他にも色々な理由がでてきました。
・同じ20代の世代の色々なバックグラウンドの人と関わりたい
・運動不足を解消して健康を維持したい
・マーケティングを勉強・実践して仕事に役立てたい
とかとか。
今では生活に欠かせない一要素になっています。
そんな中で自分でサークルを作るにあたって外したくないポイント…を考えました。
それが「誰でも・気軽に・楽しく。」です。
サッカーとかフットサルとかそういうスポーツ系のクラブとかサークルって
上手い人とか、何回も来ている人がフィーチャーされる世界なんですよね。
自分は小学校から高校までずっとサッカーをやっているのですが、
お世辞ではなく、超、下手くそです。
ぶっちゃけて言うと、高校2年生になるまでまともにボールを飛ばせなかったんですよ。
(うろ覚えですが30mくらいだったと思います)
そのあとは超練習して、くそ怪我しながらもなんとか人並みにプレーができるようになりました。
でも上手くなるまでってあまりやりがいとか楽しさって感じられず、
どちらかというと行きたくないな…って思う気持ちの方が強くなりがちだと思うんですよね。
初心者の人も同じように、慣れないうちでなかなか上手くできない時って
モチベーション下がってしまうと思います。
僕自身がそういう気持ちを人一番体験して来たので、初心者でも、
初めての人でも楽しくフットサルができる環境を作ることは
外しちゃいけないなと思ってコンセプトにしたという経緯があります。
あとは気軽にできるように、できるだけ参加費を抑えること。
これも自分のモットーとしています。
自分で事業を始める時もそうだと思いますが、目先の利益を優先すると長続きしないと思います。
TSGは法人でなく、あくまで趣味・娯楽のサークルなので
利益追及はしません。自分のアタマで創意工夫して楽しむのが趣味です。
最近思うのですが、お金をもらってしまった途端、仕事になってしまいますからね…
仕事だって感じた瞬間、のびのび自由に楽しめなくなってしまうと僕は思っています。
自分が楽しむためにも、参加費は抑えてwin-winにすること。
それが長続きするポイントかなと思っています。
ー目次ー
ターゲットをしぼった
→上記コンセプトと関連するのですが、
僕は誰でもフットサルに来て欲しいと思っているわけではありません。
自分と同じ世代である20代の人と関わりたいのです。
会社だと30代、40代、50代、60代…と様々な世代の人と仕事をします。
ただ皆さんの中で、上司と考えが合わないな、と感じた瞬間はないでしょうか?
我々の世代、いわゆるミレニアル世代は他の世代と異なった価値観を持つとされています。
ワシントンのシンク・タンク「ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)」が2014年に行った発表では、1981年から1996年の間に生まれた人々をミレニアル世代と定義しています。
例えばお金よりも信用・承認(フォロワー数、いいね数など)に価値を感じ、
物を持たず、シェアリングエコノミーのサービスを活用し、
ミニマリズムなライフスタイルを送ります。
出世よりも自由・独立を志向し、
会社のネームバリューのような権威にとらわれず、
個人のスキルアップを余念無く行い、複数の収入源を構築します。
とあるニューヨーク証券上場企業(NYSE)の社長の話を2年前に聞いたことがあるのですが、
現代は4つのトレンドが動いているとのことです。
一つ目は、The rise of a New Generation
新しい世代が生まれて来た
3年間で(全世界で)10億人のミレニアル世代が働き始める
これはベビーブーマーよりも大きい世代
ミレニアルというのは世界の見方が違う
両親は伝統的な勤務体系だった
もっと違うもの、例えばもっと自由で・柔軟で・楽しみたい、質の高い目的感を持ちたい、世界に貢献したいなどを志向する
私たちが世界を見る見方に影響を与える
彼らは自由・柔軟性・充実感を望む
※残り3つについては個別に聞いてください!
NYSE上場の一企業の社長でさえ、ミレニアル世代は他の世代と違うことを理解しています。
皆さんの周りの先輩や上司はどうでしょうか。
もちろん多様性は大事だと思いますが、個人的には休日くらいは
価値観の合った人と過ごした方がより楽しめると思っています。
なので「20代限定」としているわけです。
ちなみにマーケティングの世界でも、特に中小企業やスタートアップ企業は
ターゲットを広げず、絞った方がよいとされています。
WordPressでちゃんとしたサイトを作った
→後発サークルにとって差別要因となるのが「コンセプト」と「マーケティング」と捉えました。
コンセプトの方は前述の通り。
「マーケティング」は社会人サークルだけにとどまらず、
スポーツ業界全体を見ても弱いと思います。
なのでそこをあえて狙おう、と思ったわけです。
フットサルは人が集まらないと成り立たないので、どうやって人を集めるか。
その第一歩が「ちゃんとしたwebサイトを作ること」。
なぜか?
まずwebサイトがあることで信頼性が増します。
どんな人がいて、どういう雰囲気でやっていて、そもそもなんでやっているのかなど
実際の中身が知れるのと知れないのとでは受け方も全く変わって来ます。
本を買う時も中身を少し見てから買いますよね。
それと同じような感覚です。
最低限のラインとして、コンセプト紹介のページと活動報告くらいは
欠かさず掲載すべきですね。
そしてこれも後述しますが、ちゃんとしたサイトでないと検索で上位表示されません。
例えば「フットサルサークル 」とか「フットサル 新宿」とかのキーワードで
1ページ目に表示されないようでは多くの人の目に止まりません。
どうやって上位表示させているかは追って、説明します。
まぁ普通、社会人サークルだとwebサイトすらないところも多いです。
TSGはあえてそこを狙って、webサイトを一からきちんと構築しています。
SEO対策としてブログ記事を書きまくった
→検索で上位表示されるために必要な施策がSEO対策。
参考:SEO対策とは?SEO対策で上位表示するための方法について
上位表示させるためにTSGでは「コンテンツマーケティング」の手法をとりました。
要は「悩みを解決する」もしくは「知りたいと思うような」コンテンツを発信することです。
例えば、個人フットサルをこれから始める人はどんなことで悩むでしょうか。
・個サルの選び方
・個サルで必要なもの
・個サルの雰囲気
・個サルの流れ
・個サルでもし雨が降ったら
…などなど、気になるのではないでしょうか。まだあると思いますけどね。
また、そもそもなんでフットサルをやるのでしょうか。
もっと抽象度を上げると、なんで運動をするのでしょうか。
そんな感じで、些細な疑問を解決するような記事を書くことを意識しました。
例えば「フットサル 雨」で調べてみてください。
この記事が出てくると思います。
ちなみに最近意外とニーズあるんだなと思ったのが、
読んでない人はぜひ読んで見てくださいね。
いろいろな媒体に掲載した
→webサイトを作ったからといって、ブログ記事を作ったからといって
すぐ人が来るわけではありません。
SEO対策も早くても3ヶ月、普通は半年、1年かかることも多いです。
時間がかかるものと並行して行っておきたいのが「リファラル掲載」。
要は募集媒体に掲載することです。
前述のつなげーとやジモティーの他にも掲載したことのある媒体は以下です。
・Life sports(アプリ)
ただ最近はこれらには掲載していません。
理由はもうそんなに募集しなくても回るようになったのと、ただ単に面倒だからです。
ぶっちゃけGoogleアドワーズにも投資している
→正直、広告も出しています。
ただこれはフットサルの参加費で余った分を使おうと決めているので、
月の予算は数千円レベルとしています。
(おそらく2,000円もかけていないはず)
もともと自分は営業職ですが、実はマーケティング職に転向したいと思っているので
いい勉強として取り組んでいます。
満足度調査アンケートも集計してPDCA回した
→どちらかというとリピート率をあげるための施策になりますが、
要は参加してくれる人の声を聞こう、というのは心がけています。
自分もガチ初心者ではないので、初心者からしたら実は思ってるのと違ってた…
なんてこともありえますからね。
不定期にはなりますが、参加者にアンケートを回答してもらうようにしています。
参考:TSG活動と運営に係る満足度・改善案アンケート集計結果vol.1
本から学んだ
→自分は本を読む人ですが、参考になる本は読もうと思っています。
TSGを立ち上げるにあたってすごく参考にしたのが、この2冊です。
『小さな会社の稼ぐ技術』は中小企業、また個人で経営されている方向けの本ですが、
「ランチェスター戦略」について学べる一冊です。
もともとは戦争での戦略ですが、企業の経営戦略に落とし込んでいるのがこれです。
でも理論チックで堅苦しくはなく、事例も多いので読みやすいです。
個人的には地元のお弁当屋さんの例が印象的でしたね。
webで何かをする人なら読んでおいて全く損はないと断言できる本です。
webマーケティングの考え方から優しく、ストーリーベースで書かれているので
具体的にイメージしやすいです。
ちなみにKindle unlimitedなら無料で読めるので、ぜひチェックしてみてください。
TSGのブログ記事も基本的にはこの内容を踏襲しています。
TTPした
→徹底的にパクる(Tettei Tekini Pakuru)の略です。
要はうまくいっているところをめちゃくちゃ参考にしようと思ったわけです。
ただフットサルサークルだと競合と呼べるところがいないので、
企業が運営しているようなフットサルのポータルサイトを参考にしました。
またwebサイトだけを改善しても、不十分だなと思ったので、
「これは面白い!」と思った人の話とかは真似するようにしました。
なので一時、アメトーーク!を毎日Youtubeで観ていた時期がありました(笑)
…という感じでざっと挙げてみました。
これから新しくやりたいなと思っているのはPVラインナップ充実化、
インタビュー動画作成など各種動画コンテンツの作成ですね。
去年からだと思いますが、動画広告の割合が多くなってきたように
動画の活用はかなり広まってきていると思います。
おそらくですが、ブログ記事よりも動画を見る人の方が多くなるのではと予想しています。
(一応、仕事で動画制作の提案もしている立場なのでそんな声も実際聞きます)
この記事を読んで「自分でも何かコミュニティを立ち上げたいな…」
と思ってくれる人がでてきたら幸いです。
ただ忘れてほしくないのが、大前提としてサークルは人がいないと成り立ちません。
人を大切にすること。相手本位に立つこと。
それだけは忘れて欲しくないなと思います。
もしそういうコミュニティ作りで困り事がでてきたら気軽に質問してくださいね。
全然相談に乗りますので。
よろしくお願いします〜😴
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